「2×3」と「3×2」は答えの数値は同じでも意味が異なる。かけられる数とかける数は、二つ当たり量と(いくつ分)という意味を持っていることをしっかりと教えておく。「8台の自動車のタイヤの数」は、8×4では、8つタイヤのある車が4台分になってしまうことを理解させる。正しくは、4×8=32である。かけ算はできるけれども、文章題ができないというのは、よく聞く親の悩みの一つである。かけ算の文章題での式の立て方も一つの決まりとして「一つ当たりが、何個分」と覚えさせてしまうことも必要だろう。また、「作問」と言って、簡単な文章題を子ども自身に作らせ、それを親子いっしょに解いてみる。もちろん、文章も子どもに書かせるのだが、文章がおかしいと、「ほら、こんな答えになっちゃうよ」と文章題と立式や解答との関係を「実例」で示していくのだ。親子で一緒に問題を作る側の立場に立てば、文章の意味ももっと身近に見えてくる。こういうところは、国語と算数も一つにつながっているというわけだ。
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